縮約とは、文章を「削るだけ」で要点を浮かび上がらせる読解トレーニングです。要約との違いは「言い換え・補足を一切せず、削除だけで構成する点」にあります。これにより、文章の構造を正確に把握し、論理的な骨格を掴む力が養われます。
ShukuYakuは、教育者が生徒・学生の縮約トレーニングにおける提出を自動で採点しデータを管理する為のアプリケーションです。
題材となるテキスト、及び模範答案作成者が作った縮約の答案は別々に .txt 形式にて保存します。これに加え、学生の識別情報や提出状況、答案はまず .xlsx テンプレート に直接記入してください。
縮約の採点では、模範答案を作成した教員個人だけに依存すると、どうしても読みの偏り(バイアス)が生じる可能性があります。そこで本システムでは、学生集団の実際の読みを反映させた「共通解」の活用を推奨しています。使用方法は簡単です。①元テキスト、②改訂前の模範答案、③学生の提出リスト(.xlsx形式)この3つのファイルを 共通解表示プラットフォーム にアップロードしてください。すると、一定割合以上の学生が選択した箇所が自動的に可視化されます。例えば「g = 0.5」というドキュメントは、50%以上の学生が選んだ文字を示す共通解です。この共通解は、学生集団の理解がどこで重なっているかを示す参考情報です。必要に応じて、採点前に模範答案を調整することで、より公平で納得感のある評価につながります。共通解は模範答案を否定するものではなく、教員の専門的判断を補強するための支援ツールとして設計されています。
模範答案の改訂が完了したら、 採点プラットフォーム に同じく3つのドキュメントをアップロードし、採点実行ボタンを押すと、採点結果が全て 過去の統計データ に記録されます。同時に、学生に返却用のファイルが .docx 形式にてフォルダとしてダウンロードできるようになります。また、共謀が疑われる学生グループ(テキストの一致率が98.5%以上)に対しては、 不正者データベース に識別番号と氏名が記録されます。
主要メールアドレスの凍結などによりログインが不能になるケースに備え、復旧用メールアドレスの登録を迅速に行ってください。変更は、 アカウント情報の変更 から行えます。
本プロジェクトは下記の補助を受けています。
研究種目:基盤研究(C)(2022-2025年度)
研究課題名:新教育課程に対応した読解・記述力を高める縮約基盤型eラーニングAIシステムの構築 (科研番号: 22K02731)